仮想通貨(暗号通貨)での失敗談~ICO編 ⑥テレグラムとオーブス

2018年6月、ウィズコインで叩きのめされた直後、またもや人の興味をそそる案件が今度は私のLINEに入ってきました。最初は、”また変な案件の紹介か”と、半ば無視しておりましたが、定期的に入ってくるLINEメッセージ(動画付き)を全て見てしまい、段々と案件に魅了されることになります。

乗ってしまった理由ははっきりしており、テレグラムは、まず知名度があり、大口投資家がかなりの金額を投資しているということでした。その大口が投資している一部を今回提供するなどと、今思うとできすぎてる触れ込みでした。知名度がるため間違いなく価格が上がるという、”いかにも”って感じでしたね。

テレグラムと同時に紹介されたのが、オーブス(ORBS)でした。第二のイーサリアムという触れ込みで、これも将来有望かな(?)って思ってしまいました。購入には迷ったのですが、ある日立ち寄った本屋さんで見つけた、”月間仮想通貨”という雑誌が私の背中を押しました。雑誌に掲載されるからウィズコインのような怪しいコインではないだろうと何の根拠もなく確信し、コイン購入までは時間は要しませんでした。

テレグラムもオーブスも年内中(2018年)に上場予定となっておりましたが、仮想通貨冬の時代もあり、上場延期となりました。年が明けても上場する気配はなく、コイン紹介者にLINEで問い合わせるも、”今しばらくお待ちください”の返事だけでした。

”またやられてしまったかな~”って思い始め、半ばあきらめていたところ、オーブスのコイン配布の連絡が来ました。1オーブス=40円での販売でしたが、今思うとかなりぼられてましたね。オーブスはその後BITTREX(ビットレックス)に上場するのですが、40円とは程遠い価格で、2020年11月30日現在でも1.5円前後を推移している状態です。

テレグラムは上場する気配はなく、クロスエクスチェンジという取引所で上場したとのうわさを聞き、コイン紹介者に幾度と問い合わせましたが、何の返事もなく、コインの配布どころか逃げられてしまいました。結局、オーブスはその後損切りし、テレグラムは何も起こりませんでした。ここまで来たら流石に懲りて、怪しいICOには手を出さないと思うでしょうが、何と、手を出してしまったのです!詐欺YouTuberを批判するYouTuberの動画を見てしまったのが、、、、

投資は自己責任ですよ!

 

 

仮想通貨(暗号通貨)での失敗談~ICO編 ⑤MINDOL(ミンドル)

2018年春頃というのは雨後のたけのこのようにICO案件が次から次へと出現するのですが、今思うと、仮想通貨が盛り上がった後は、まだまだ挽回できるような触れ込みで視聴者の心を揺さぶり、更なる一儲けを企む人がいるのだと痛感しましたね。ダメージを受けた人にさらにダメージを与えるというやり方ですね。ダメージを与える人が悪いのは確かですが、彼らの情報を冷静に分析せずに乗っかってしまう側がもっと悪いというのが小生が今まで失敗した上で感じた意見です。

ウィズコインが出現したと同時に出現したのが、MINDOLというコインでした。”みんなのアイドル”というようなキャッチフレーズで、いかにも胡散臭い感じでしたが、一口購入してしまいました。理由としては、購入した時点で3倍確定になるような触れ込みで、ウィズコインとは違った感じがしました。コインの配布、そして上場するまでは、”大丈夫だろうか?”という不安がありましたが、上場する日までコミュニティーの悲観的な意見等は無視して待ち構えておりました。

2018年の11月頃だったかと記憶しておりますが、コインスーパーという取引所で上場がきまり、初値が50円か60円ぐらいをつけ、30円近くで購入した私は何と含み益がでたのでした!”おっ!これは本物だ!”と、友人にまで嬉しくて連絡したことを覚えております。2018年の年末頃には、200円近くまで値を付け、仮想通貨冬の時代に結果をだしていた唯一のコインでした。また、2019年の初頭には、タレントの松居一代さんまで参戦していたというニュースまで流れ、かなりの盛り上がりを見せ始めることになりました。

ニューヨークのタイムズスクエアのオーロラビジョンにまでミンドルの宣伝が流され、ますますこれは本物のコインであると投資家のほとんどは歓喜したのではないかと思います。私もミンドルの将来の更なる爆上げを夢見て買い増しをすることになりました。まさかこれが地獄の1丁目になるとは、、、、、

テレグラムのコミュニティーも盛り上がりを見せ、最高潮に達していた時、松居一代さんが運営と揉めたようなニュースが流れ、少しずつ雲行きが怪しくなり始めました。その後、仮想通貨市場初のTOBを開始するというニュースがながれました。TOBとは株式公開買い付けの意で、期間・価格・株式数を広告した上で、売り主の株式を証券取引所を通さずに大量に買い付ける意味で、このミンドルをアブダビかドバイの会社が1ミンドルを300円で買い付けるというものでした。推奨していたYouTuberは、とにかく進めまくり、投資家の買い増しを煽っていました。正にそれに引っ掛かった一人が私でした。3000ミンドル以上を保持するために更なる買い増しを行い、TOBを心待ちにしていたのですが、、、何と、公開買い付けは行われず、投資家の不安を煽り、ミンドル大暴落という結末を迎えます。一時は200円近くまで値を付けていたのに、4円あたりまで暴落し、私も電子ごみになる前に6円あたりで損切りしました。

”またやってもたわ~”って何度思ったことか。仮想通貨の冬の時代に希望を放ったミンドル。電子ごみになりかけていたころに運営や広告塔の人は連絡が途絶え、逃亡。松居一代さんとの問題あたりが引き際だったかもという結果論。ここまでの演出はかなり手が凝っているが、よくできた内容で、大好きなプロレスのストーリーよりもリアルである。本当に完敗でした。ただ、損をしたとは言え、少しでもお金は手元に残ったので良しとしました。

しかし、その残ったお金でまたI懲りずにICO案件に食いついてしまうのです。それが、テレグラムとオーブスというコインでした。

ほんまに投資は自己責任ですよ!次回も乞うご期待下さい(えっ!もうええって?)。

 

仮想通貨(暗号通貨)での失敗談~ICO編 ④SINGULAR DTV AISA

昨今の暗号通貨の盛り上がりは、3年前とは少し異なっていることは前回も書きましたが、気を付けなければいけないことがあります。ここ最近暗号通貨投資を始めた人は特にですが、ほとんどの人は通貨の値段が上がり最高値に行って、大暴落が始まった時には、損失を取り戻そうとして怪しいYouTuberの儲け話に乗ってしまうということです。これまで私のICO編の失敗談を読まれた方に理解していただきたいことは、暴落が始まりかけて損失を出した時には、損切をする覚悟を決めて欲しいということです。私は幾多のICO案件に乗っかり、損失を補填しようと躍起になっておりました。

今だから言えるのですが、損切ができないのなら、暴落した通貨をガチホするかです。2018年の前半にICO案件のコインに費やしたイーサリアムイーサリアムで購入するパターンがほとんどだったので)を変なコインを買わず現在までガチホしていれば、それなりの資産を作れていました。かなり高い授業料を払うことになりましたが、私の読者の方々には変な案件には嵌って欲しくないですね。本当に怪しい儲け話をするだけで、損失のことに言及しない紹介者にはついていかないように気を付けてくださいね。

本題に入りますが、2018年3月から私は損失を取り戻すためにいろいろなYouTuberのICO案件を視聴し、”これは”という案件は手を出していました。その一つが、シンギュラーDTVアジアというICO案件でした。このときと既にシンギュラーDTVというコインが上場済みで、バブルのころは10円前後をつけておりました。このころでも5,6円はつけており、音楽関連のコインで、アジアでも広がる可能性が高いなどど、これまた私のような情報弱者にはアピール度満点の内容でした。結局、2019年春頃にトークンが配布され、上場することもなく、ただの電子ゴミとなってしまいました。シンギュラーDTV自体も現在は0.6円前後で、主要アルトコインの仲間にすら入ることなく、10円まで戻すにはかなり難しい状態です。アジアで広がる可能性どころか、日本の都道府県の市区町村にさえ広がることなく、言えば、ある中学校の生徒会選挙で落選する候補(10人前後)と同等のコインでした。本当に笑うしかないという言葉がぴったりですね。

そんな中、またも暴落が続く仮想通貨冬の時代に可能性を秘めた案件が登場するのです。その名は、”ミンドル(MINDOL)”という、アイドル(IDOL)をもじった案件でした。

まだまだ続くぞ失敗談。投資は自己責任ですよ!

 

 

仮想通貨(暗号通貨)での失敗談~ICO編 ④ゴールデンチェーンICOクラブ

2018年初めの仮想通貨バブル暴落後、主要通貨の値段は現在と比べるとまだまだ高いほうでした。高値でつかんだ人は、損失を取り戻そうとして次々と出現するICO案件に手をだしてしまうのです.。小生も又その一人でした。

YouTubeのライブを告知し、小生が見入ってしまったのが、ゴールデンチェーンICOクラブでした。MCの男性は夫婦の離婚、それに対する悔やみ、そして日本の取引所であるビットフライヤーに2億円程入れている証拠を見せ、視聴者にアピールする手法はまさに、「あっぱれ!」でした。

このクラブは3つのICO案件を紹介し、何とクラブ会員になれば5万円で提供するという内容でした。この3つのコインが上場していき、最後はわらしべ長者になるようなストーリーを展開し、小生は5万円を払って会員になりました。登録後、もう10万円払えばさらに上の情報を含めた特典が付くとの触れ込みで巧みな勧誘が待っていました。しかし、小生はこれには乗りませんでした。何となくMCが下衆に見え、会員登録後さらに10万円を取ろうとする行為に引っ掛かり、これは奴のゴールデンチェーンではないかと徐々に後悔するようになりました(これは後に的中するのですが)。

3つのコインの中で奴が推していたのが、トラベルトークンというものでした。旅行をするの用いられ、使用されればされるほど価値が上がるという触れ込みでした。結局、何も起こらず、電子ごみとして消えていきました。言えば、トークンが旅行に行って帰ってこなかったということですね。

2つ目は、スピンドルでした。芸能人のガクトが広告塔になっていて少し知られたコインでしたが、これも滑りましたね。言えば、スピンして滑ったコインですね。

3つ目は記憶すらなく、最初から電子ごみでしたね。このクラブはまだ存在しているようですが、逞しいですね。当時はすぐに上場するコインではなかったので、それまでに紹介されるICO案件が魅力的に映れば手を出してしまうぐらい華やかな演出でした。

ここまで失敗(その時は上場していないのがほとんどだったので失敗ではありませんが)して、更なる案件に手を出してしまうのです。それは、SINGULAR DTV ASIAという案件でした。本当に情けない限りです。

投資は本当に自己責任ですよ!何があってもツイてると思うようにしましょう。

仮想通貨(暗号通貨)での失敗談~ICO編③ DXエクスチェンジ

今日は久しぶりにビットコインをはじめ、主要アルトコインが暴落しましたね。中国の暗号通貨取引所OKEXの出金開始に伴い、投資家が利確をしたことが要因(?)であることと、PayPayが一時暗号通貨の取引停止(?)を行ったためと言われています。やはり暗号通貨はまだまだ不安定ですが、数年経てば想像を超えるぐらい世間にかなり浸透していることと思います。

前回はウィズコインというICOでの失敗を書きましたが、実はウィズコインと同じ時期の2018年4月頃にDXエクスチェンジ(当時はCXエクスチェンジ)をとあるYouTuberが紹介しているのを見て、これは将来有望なコインであるととまたも幻想を見てしまうことになるのである。

紹介する側はかなり巧みなこれも演出で、ナスダックのシステムを採用、サッカー選手のロナウドが広告塔と、この2つだけでも間違いないと思わせる内容でした。ナスダックのシステムを用いた独自の取引所をオープンすると最後にたたみかけ、見ている側をその気にさせる、まさに駄菓子屋のおやじやおばちゃんも顔負けの巧妙なやり口である。駄菓子屋のおやじやおばちゃんはよく、「ボク、はずれたの?残念だね。次はあたるよ」なんてあたりもしないくせに子供をその気にさせる手法です。ほんとうに当たるまで買い続ける健気な少年そのものでした。いつの時代も内容こそ違っても人の欲につけこみ巧妙な手口でお金を吸い取るやり口はなくなることはありませんね、人間は欲張りなので。

そして健気な少年の如くDXエクスチェンジの上場を心待ちにするのですが、上場前まではICO価格の5,6倍あたりをつけており、「やっと損失した分を少しは取り戻せる!」と一瞬歓喜しました。が、上場すると売り圧が強くて暴落し、最後には取引所での取引ができなくなり、一方的に閉鎖されるという結末を迎えます。返金等あるかとわずかな望みをもっていましたが、関係者はすべて消えてしまい、救済処置に当たる人物も途中で消えてしまいました。笑うしかなかったですね。私が張本さんなら、「あっぱれ!」というしかない状態で、自分自身に、「喝だ!」を出すしかなかったですね。

ただこの当時は仮想通貨の暴落の序章だったため、次々に出てくるICO案件は魅力的に映りました。そのウィズコイン、DXエクスチェンジと同じ頃、またもや人の心をそそる人物とその人物が紹介するICO案件に乗っかってしまうのです。本当にYouYuberの演出と顔出しは説得力がありましたね。その案件は、ゴールデンチェーンICOクラブという、わらしべ長者をモチーフにした案件でした。あ~あ、情けない。

投資は自己責任ですよ!

仮想通貨(暗号通貨)失敗談~ICO編 ②ウィズコイン

ますます寒くなってきた今日この頃ですが、仮想通貨(暗号通貨)は熱くなってきてますね。ようやっと仮想通貨(暗号通貨)の春がやってきたのではと確信しだしておりますが、3年前はこの確信があだとなってしまいました。

前回は最初に手をだしたマインコインについて書きましたが、そのマインコインを購入し、近い将来を楽しみにしていた時、2018年の4月半ば頃から良く拝聴していたYouTuberのウィズコインの紹介を見てからその話に釘付けとなりました。

まだマインコインで痛い目にあっていなかっただけに、ウィズコインが爆上げし、最終的にはその当時に流行った、”億り人”になる日などと素晴らしい演出に引き込まれることになってしまいました。YouTubeで数回にわたって視聴者を惹きつけ(これが定番手法)購入させ、又、知識人っぽい役者(?)のようなおっさんを起用し、かなり説得力のある語り口調で魅了し、演出にも相当のお金をかけているのも感じました。

お金をかけた分、それ以上のお金を稼がないといけないのでしょうが、今思うと、してやられた!って感じですね。ウィズコインに関しては、上場日が2018年5月末で、上場日が近く、又、億り人になる日(上場日)まで設定しての売り込みでした。上場日1週間前あたりから売り込みが加速し、上場前日ぐらいにはあるスポーツ新聞にまで載るぐらいお金をかけて寸前まで爆上げするような演出が続きました。

海外取引所のhitbtcに上場し、上場後は1円(売値は3円ぐらいだったと思います)前後を推移したかと思いきや、売りが続出し、あっという間に暴落、そして終了となりました。その後、おっさん役者(雇われ)は忽然と姿を消し、紹介していたYouTuberは連絡が取れず、知らずのうち失踪と、組織ぐるみの詐欺といいたくなるような結末でした。かなりの人が購入し、損失を出したといわれるウィズコイン。人間に欲がある限り、このようなうまい儲け話はなくなることがないのであろうと思ってしまいます。

この時、情報弱者であった私はやらかしてしまったと少し気付くのですが、失ったお金を取り戻そうと更なるICO案件に手を染めてしまうのです。それは、ナスダックのシステムを取り入れた取引所(?)とサッカー選手のロナウドを広告塔にしたコインでした。続きは次回の記事で。

ほんとうに情けないですが、今は高い授業料を払ってすこしは情報弱者からマシになったかなと思っています。投資は本当に自己責任ですよ!

仮想通貨(暗号通貨)失敗談~ICO編① マインコイン

今日も仮想通貨(暗号通貨)主要コインが爆上げしていましたね。ほんとに3年前とは上昇の度合いが違えども、”バブル”という言葉が暗躍し、投資している人々は喜んでいると思う。ただ、”バブル”の前後に来るのは詐欺といわれる案件である。

2018年1月のコインチェック国内取引所のネム流出事件(総額580億円)が発生し、仮想通貨の暴落が始まり、特に個人投資家はパニックに陥りました。パニックになり損をした個人投資家を狙ってさらに儲け話をYouTubeなどの媒体を使って仕掛け、一儲けを企むYouTuber等が出現するのである。この2018年はICOと呼ばれる案件が次々と発表される年となり、私も同じ年の3月にYouTubeを通じて、”マインコイン”と呼ばれるICOに参加してしまいました。

今思うと、セールストークYouTubeでの演出に嵌ってしまったというのが正解である。その時はまだビットコインは100万円以上の値をつけており、暴落したとは言え、今の価格からするとまだ高値圏にいたため、その隙をついてICO案件が雨後のタケノコのように出てきたように思える。

結果から言うと、マインコインは上場するように見せかけていましたが、運営からの連絡も途絶え、未だに何の展開もありません。マインコインを購入するのに朝5時に起きて、一早く申し込みをしたことを覚えている。高い代償を払う最初のコインとなりましたが、さらにまた高い代償を払うことになろうとは、、、、

その続きはまた次回の記事で!

投資は自己責任ですよ!