仮想通貨(暗号通貨)での失敗談~ICO編③ DXエクスチェンジ

今日は久しぶりにビットコインをはじめ、主要アルトコインが暴落しましたね。中国の暗号通貨取引所OKEXの出金開始に伴い、投資家が利確をしたことが要因(?)であることと、PayPayが一時暗号通貨の取引停止(?)を行ったためと言われています。やはり暗号通貨はまだまだ不安定ですが、数年経てば想像を超えるぐらい世間にかなり浸透していることと思います。

前回はウィズコインというICOでの失敗を書きましたが、実はウィズコインと同じ時期の2018年4月頃にDXエクスチェンジ(当時はCXエクスチェンジ)をとあるYouTuberが紹介しているのを見て、これは将来有望なコインであるととまたも幻想を見てしまうことになるのである。

紹介する側はかなり巧みなこれも演出で、ナスダックのシステムを採用、サッカー選手のロナウドが広告塔と、この2つだけでも間違いないと思わせる内容でした。ナスダックのシステムを用いた独自の取引所をオープンすると最後にたたみかけ、見ている側をその気にさせる、まさに駄菓子屋のおやじやおばちゃんも顔負けの巧妙なやり口である。駄菓子屋のおやじやおばちゃんはよく、「ボク、はずれたの?残念だね。次はあたるよ」なんてあたりもしないくせに子供をその気にさせる手法です。ほんとうに当たるまで買い続ける健気な少年そのものでした。いつの時代も内容こそ違っても人の欲につけこみ巧妙な手口でお金を吸い取るやり口はなくなることはありませんね、人間は欲張りなので。

そして健気な少年の如くDXエクスチェンジの上場を心待ちにするのですが、上場前まではICO価格の5,6倍あたりをつけており、「やっと損失した分を少しは取り戻せる!」と一瞬歓喜しました。が、上場すると売り圧が強くて暴落し、最後には取引所での取引ができなくなり、一方的に閉鎖されるという結末を迎えます。返金等あるかとわずかな望みをもっていましたが、関係者はすべて消えてしまい、救済処置に当たる人物も途中で消えてしまいました。笑うしかなかったですね。私が張本さんなら、「あっぱれ!」というしかない状態で、自分自身に、「喝だ!」を出すしかなかったですね。

ただこの当時は仮想通貨の暴落の序章だったため、次々に出てくるICO案件は魅力的に映りました。そのウィズコイン、DXエクスチェンジと同じ頃、またもや人の心をそそる人物とその人物が紹介するICO案件に乗っかってしまうのです。本当にYouYuberの演出と顔出しは説得力がありましたね。その案件は、ゴールデンチェーンICOクラブという、わらしべ長者をモチーフにした案件でした。あ~あ、情けない。

投資は自己責任ですよ!