仮想通貨(暗号通貨)失敗談~ICO編 ②ウィズコイン

ますます寒くなってきた今日この頃ですが、仮想通貨(暗号通貨)は熱くなってきてますね。ようやっと仮想通貨(暗号通貨)の春がやってきたのではと確信しだしておりますが、3年前はこの確信があだとなってしまいました。

前回は最初に手をだしたマインコインについて書きましたが、そのマインコインを購入し、近い将来を楽しみにしていた時、2018年の4月半ば頃から良く拝聴していたYouTuberのウィズコインの紹介を見てからその話に釘付けとなりました。

まだマインコインで痛い目にあっていなかっただけに、ウィズコインが爆上げし、最終的にはその当時に流行った、”億り人”になる日などと素晴らしい演出に引き込まれることになってしまいました。YouTubeで数回にわたって視聴者を惹きつけ(これが定番手法)購入させ、又、知識人っぽい役者(?)のようなおっさんを起用し、かなり説得力のある語り口調で魅了し、演出にも相当のお金をかけているのも感じました。

お金をかけた分、それ以上のお金を稼がないといけないのでしょうが、今思うと、してやられた!って感じですね。ウィズコインに関しては、上場日が2018年5月末で、上場日が近く、又、億り人になる日(上場日)まで設定しての売り込みでした。上場日1週間前あたりから売り込みが加速し、上場前日ぐらいにはあるスポーツ新聞にまで載るぐらいお金をかけて寸前まで爆上げするような演出が続きました。

海外取引所のhitbtcに上場し、上場後は1円(売値は3円ぐらいだったと思います)前後を推移したかと思いきや、売りが続出し、あっという間に暴落、そして終了となりました。その後、おっさん役者(雇われ)は忽然と姿を消し、紹介していたYouTuberは連絡が取れず、知らずのうち失踪と、組織ぐるみの詐欺といいたくなるような結末でした。かなりの人が購入し、損失を出したといわれるウィズコイン。人間に欲がある限り、このようなうまい儲け話はなくなることがないのであろうと思ってしまいます。

この時、情報弱者であった私はやらかしてしまったと少し気付くのですが、失ったお金を取り戻そうと更なるICO案件に手を染めてしまうのです。それは、ナスダックのシステムを取り入れた取引所(?)とサッカー選手のロナウドを広告塔にしたコインでした。続きは次回の記事で。

ほんとうに情けないですが、今は高い授業料を払ってすこしは情報弱者からマシになったかなと思っています。投資は本当に自己責任ですよ!