仮想通貨(暗号通貨)での失敗談~ICO編 ⑪ENC(EIRENEX)コイン

2019年に入り、今年こそは仮想通貨も上がって年末には爆上げするだろうと又根拠のない確信を抱いておりました。理由として、2019年の3月あたりからビットコインが上昇し始め、4月には140万をつけるぐらいまでになっていました。今年は間違いないと近い将来の夢を抱き始めていた時、信用していたインフルエンサーの次なる案件に乗ってしまいました。そのコインがその年の5月に取引所としてオープンし、取引所コインとして上場するENC(EIRENEX)というコインでした。

今思うと、ビットコインが140万をつけ、この勢いで夏頃には2017年バブルの最高値まで行くのではという勢いでした。そのため、この様な状況に付け込んで紹介されるとその気になってしまいがちになるので(紹介する方は言葉巧みに売り込んできます)、投資した案件が上昇しているときはまずは冷静になって、勢いで乗っからないということです。これが失敗しない鉄則です!

そして、いままで10案件以上も乗っかっているのになぜこの案件にまで手を出したかというと、このインフルエンサーが紹介時に、”この案件は返金保証付き案件です!”と言っていたからです。それを聞いて買い増ししたくらいです。返金保証といいながら保証書等もあるわけではなく、あくまでも口約束的なものでした。ラインでのやり取りではその文言は未だに残ってはおりますが、このような紹介案件は罰せられることはなく、全く法整備ができていないため、泣き寝入りしかいないのが現実です。盲目的にこのインフルエンサーを信用していた私の責任ですね。

このENCコインは香港の取引所が発行した取引所コインで、以前購入したトークナイズエクスチェンジのようなものと思い、少しでも利益確保できればと考えておりました。7月に上場し、購入分の半分は6か月後に配布される、いわゆるロックアップ期間が設けられていました。取引所開設も済ませ、ENCが上昇するのを期待して日々楽しみにしておりました。やがて、1か月、2か月、3か月が過ぎた頃、取引所へのアクセスもできないようになり、ENCの価格自体も動いておらず、全く取引されていない状態でした。そして取引所ホームページにはアクセスすることすらできず、インフルエンサーにに返金保証も含めてラインで連絡を3度程しましたが、全く無視されました。これが私が信用していたインフルエンサーの姿だったとは、、、、

購入したENCコインもなくなってしまい、ENCならぬ、ENDコインとなってしまいました。返金保証付き案件と言い切ったことは詐欺に当たると思うのですが、ライン上でのやりとりなので、やはり自己責任になるのでしょうね。いつになれば投資したお金が返ってくるのか?というか、よくそこまで購入できる資金持ってたな?って突っ込まれますよね。コツコツ貯金したお金でした(泣)。

今回でICOと呼ばれる案件は以上となるのですが、ただ、2019年はポンジスキームと呼ばれる案件で盛り上がる年ととなるのです。まさかそれらの案件にも乗っかってしまうとは。次回は乗っかったポンジスキーム案件を記事にしていきます。

ほんまに投資は自己責任ですよ!